ウォーキングをするとき、ちょっとした腕や手の使い方を変えるだけで二の腕痩せすることができるんですね。
二の腕は「むくみ」よっても太くなることがあり、このむくみを改善すれば1週間もたたないうちに二の腕痩せが実感できます。
筋トレのようなしんどいことではなく、逆にリラックスして気持ち良く腕を動かす。今回お伝えしたいウォーキングで二の腕痩せする方法は、ここがポイントです。
この記事では、
- ウォーキングで二の腕痩せできる理由
- ウォーキングで二の腕痩せする方法
などをパーソナルトレーナー歴11年の僕が解説します。
今回の内容は現場でも試したことがあり、中には2~3cmサイズダウンした方もいるので、今回は現場で成果の見られた内容をご紹介しますね。
今回の記事の内容
ウォーキングなどで二の腕痩せできる理由
まずおさえておきたいことは、以下のことです。
二の腕が太くなる原因
パーソナルトレーニングを行っていると、二の腕に関する相談もよく受けます。
こういった方の二の腕がなぜ太くなっているのか?と原因を探っていると、多くの原因は、
- 筋肉の硬さ(張り)
- むくみ
- 腕の捻れ
などが関与していると考えられます。
詳しくは、「二の腕だけ異常に太い原因と細くする方法」や「二の腕の外側が太い原因と細くする5つの手順」で解説しています。
逆の言い方をすれば、これらの原因を取り除くことができると二の腕は細くできるんですね。
筋肉を緩めると二の腕は細くなる
こういった「むくみ」や「筋肉の張り」で太くなった二の腕を細くするためには、
筋肉を緩め、循環を改善する
こと。筋肉を“緩める”というのは、柔らかい状態にほぐすとイメージしてもらうとOKです。
そうすると、筋肉の張りやむくみで膨らんでいた二の腕は細くなるんですね。
ですので、ウォーキングをする中で筋肉を緩めることができれば、二の腕の変化を実感できるというわけです。
ウォーキングの腕振りがポイント
ウォーキング時の一番のポイントは、
腕をどのように振るのか
ということです。
基本的にはリラックスしておけばOKですが、この“リラックス”をいかにできるかが一番重要です。
そのための手順は後ほど解説しますが、最も重要なポイントは、
ウォーキング時の腕振り
ということですね。
数をこなす+毎日行う
本当にウォーキングで二の腕が細くなるの?と思う方もいるかもしれませんが、やり方が適切であれば十分細くできます。
というのは、ウォーキングで二の腕の筋肉を緩めるコツが掴めると、1日の中で自然と数をこなせるようになります。
1日歩く歩数が、少なくても5000歩前後になったとしても、
1日片腕約2500回、二の腕を刺激している
ということになります。
循環の改善などはある程度数をこなす必要がありますが、これだけの数を毎日行うとなればそれなりの変化が期待できます。
こういったことからも、ウォーキングで二の腕を細くすることは可能ですし、ぜひ忙しい方にこそ取り入れてほしい方法の1つでもありますね。
二の腕痩せする歩き方・ウォーキングを習得する4つのステップ
以下の流れで実践していきますね。
- 肩から腕をぶら下げる
- 自然な腕振りの動きをインプット
- ウォーキングにつなげる
- 軽く手を握る
それぞれ解説します。
①肩から腕をぶら下げる
まず最初に、肩から腕がぶらんとただただぶら下がっているイメージを持ちます。
このときのポイントは、
そもそも肩周りに力が入っている、緊張状態になっている
ということを改めて体感することです。
そういった“無意識下で起こっている緊張感”を抜くことができると、より二の腕を引き締めやすくなります。
②自然な腕振りの動きをインプット
肩周りがリラックスできると、次は自然な腕の動きをインプットしていきます。
手順
- 立った状態で、みぞおちの前辺りで手を合わせる
- 腕を落とすように、脱力する
- 腕を振り子のように動かし、再度みぞおちの前で手を合わせる
- この動きを繰り返し、このときも肩から腕がぶら下がっている感覚で行う
- これを1分間行う
③ウォーキングにつなげる
この感覚がわかってくると、次は腕を交互に動かしウォーキングにつなげていきます。
手順
- まずその場で腕を交互にスイングする
- 肩周りがリラックスできたことを確認する
- 重心を高い位置に設定し、その重心を前に運ぶように歩く
この手順で歩くことができると、二の腕の筋肉がリラックスした状態で使われるようになり、結果毎日このような歩き方ができれば細くなっていくはずです。
歩き方については、「脚やせする歩き方を習得する4つの手順」や「女性必見!ヒールの立ち方・歩き方を改善して脚やせする方法」でも詳しく解説しています。
④軽く手を握る
この歩き方が感覚的にできてくると、さらに行ってほしいのが軽く手を握りながら歩くということ。
手順
- 上記のような流れで歩く
- このとき、歩くリズムに合わせて手を軽くグーパーする
手を軽くグーパーすることで、前腕の筋肉がポンプの役割となり、腕全体の循環を改善してくれます。
そうすると、むくみによって二の腕が太くなっていた方は、よりウォーキングで二の腕を細くできます。
ここまでお伝えした流れを毎日実践すると、ウォーキングだけでも十分二の腕を細くできるので、ぜひ実践してみてくださいね。
肩周辺のたるみも改善する
ちなみに、肩をリラックスした状態で腕を前後に動かすことができると、
- 胸
- 脇周辺
- 上背部 など
の部位の筋肉も緩み、肩周辺のたるみを改善することができます。
本来であれば、これらの部位もたるむ原因を取り除くことが重要ですが、時間のない方は今回お伝えしたウォーキングでも改善は見られます。
もし肩周りの張りで悩む方は、「女性の肩(僧帽筋)に盛り上がりができる原因と4つの改善方法」や「背中や脇のお肉(たるみ)を落とす5つの方法」なども参考にしてみてください。
二の腕痩せする歩き方・ウォーキングを習得する4つのステップなどのまとめ
今回は、二の腕をウォーキングで細くできる理由や細くする方法を解説しました。
今回の記事のまとめ
- 二の腕が太くなる原因は、筋肉の張りやむくみなど
- 筋肉を緩めると、これらが改善して二の腕が細くなる
- ウォーキング時の腕振りを変えると二の腕の筋肉は緩む
- そのためには、リラックスした状態で腕を自然な方向に動くことが重要
- リラックスした状態で腕振りを繰り返すとウォーキングで二の腕が細くなる
こういった内容をお伝えしました。
今回の内容が少しでも参考になればうれしく思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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