胃のあたりがぽっこり出る原因と筋トレ以外で引っ込める3つの方法 | IDEAL STYLE

胃のあたりがぽっこり出る原因と筋トレ以外で引っ込める3つの方法

食後でもないのに、なぜか胃の当たりがぽっこり出ていて悩んでいる方もいますよね。

病気なのか、それともただ脂肪がついているだけなのか。正直、個人によって原因は異なるため、まずはその原因を見極めることが重要です。

ただ、1つの可能性として乳び槽と言われるリンパ節のつまりが原因でぽっこり出ているかもしれません。この場合、筋トレは不要なんですね。

この記事では、

  • 胃のあたりがぽっこり出る原因
  • 筋トレ以外でぽっこり出た胃あたりを引っ込める3つの方法

などをパーソナルトレーナー歴11年の僕が解説します。

この悩みは、実際に現場でも相談されたことが何度かあり、早い方では1週間でスッキリされているんですね。

今回はそんな現場で成果のあがった方法も含めてご紹介するので、実践を通して変化を実感してみてください。

 

胃のあたりがぽっこり出る原因

まず今回のテーマの結論から言うと、先ほども少し触れていますが、

みぞおちとへその真中にある「乳び槽」と言われるリンパ節のつまりを改善すれば引っ込む

はず。

なぜこういったことで引っ込むのかは、以下の原因が考えられるからです。

  • 乳び槽でリンパ液のつまりが発生している
  • 長時間身体を丸めるような座り方
  • 腹直筋上部が硬くなってしまう
  • 腸腰筋が緊張するような立ち方
  • 内臓脂肪や皮下脂肪が多い

それぞれ解説しますね。

※一概に「筋トレが必要!」というわけではないので、この辺りをまず理解していただけると悩み改善がしやすくなると思います。

乳び槽でリンパ液のつまりが発生している

今回の内容は病的な原因は取り除いて解説しますが、一番の問題は「乳び槽」と言われるリンパ節でリンパ液が詰まっていること。

乳び槽とは、以下の場所にあるリンパ節のことですね。

人間の身体には、

  • 血液
  • リンパ液

などの体液がたえず循環していますが、このリンパ液はリンパ管という管を通っています。

このリンパ液は基本的に下から上の一方通行で循環しており、関節の節々などで「リンパ節」と言われる豆のような形をしたところを通っているんですね。

イメージとしては、こういった順路を通っています。

下半身から上がってきたリンパ液は、下腹部辺りで左右の脚から合流して乳び槽に流れていく。

この乳び槽というのは、リンパ液や脂肪を多く溜めることができ、状況によって大きく膨らむような構造をしています。

さまざまな要因によって乳び槽でリンパ液が滞ってしまう。そうすると、胃のあたりがポコッと膨らんだような状態になってしまうんですね。

ではなぜ、この乳び槽でつまりが発生してしまうのでしょうか?

長時間身体を丸めるような座り方

実際に現場で相談された方の原因を探っていくと、以下のように身体を丸めた座り方でデスクワークをされていたんですね。

先ほど乳び槽の位置を見ていただきましたが、こういった丸まった姿勢になると、お腹を圧迫してしまう。

そうすると、

下から上に循環するべきリンパ液の流れが乳び槽あたりで悪くなってしまう

ということが考えられます。

そしてここでも知っておいてほしいことは、リンパ液の流れる速度は元々非常に遅いということ。

体内を1周するのにかかる時間を血液と比べると、これだけの差があります。

  • 血液:約40秒
  • リンパ液:約12時間

圧倒的にリンパ液の流れの方が遅い。

そういった特徴がある中で、日頃から身体を丸めた状態で長時間座っているとどんどん乳び槽でもつまりが起こる。

その結果、胃のあたりがぽっこり出てくる可能性があります。

腹直筋上部が硬くなってしまう

さらに、上記のような崩れた座り方で長時間座っていると、お腹にある「腹直筋」という筋肉が常に縮まった状態になるんですね。

身体を丸めて座っている場合は、特に一番上側のちょうどみぞおち辺りの部分が非常に硬くなります。

実際に胃の当たりがぽっこり出ているクライアントさんのお腹に触れると、大体この部分は硬い。

これも問題で、

  • 乳び槽でつまることで胃の当たりがぽっこり出る
  • 腹直筋自体が硬くなることで、筋肉が張り出す
  • 乳び槽周辺でむくみが発生してより胃の当たりが出てくる

という変化が生まれる可能性があるんですね。

実際、胃のあたりがぽっこり出ている方は、ご自身のお腹を触ると硬くないですか?

もしそうであれば、

  • 乳び槽でのつまり
  • 筋肉の張り

これらのことが原因で、胃のあたりがぽっこり出ている可能性があります。

腸腰筋が緊張するような立ち方

また、日頃の立ち方のまずさも胃のあたりがぽっこり出てしまうことにつながっているかもしれません。

例えば、自然な状態で立てると人はこういった立ち方ができます。

ただ、へそを前に突き出すようにつま先重心で立ってしまった場合、胃のあたりの膨れ方に変化が出ます。

腕と被って少し見づらいかもですが、お腹がぽっこり出てきてますよね?

これは、胃のあたりがぽっこり出てしまうような立ち方になっており、こういう立ち方であればよりぽっこりさが目立つ。

また、別の立ち方としては出っ尻で反り腰気味で立ってしまうのも問題です。

少し極端な立ち方ではありますが、実際に腰を反らせすぎた状態で立っている方もいます。

こういう立ち方になっても、みぞおち辺りが突き出るような状態になるため、胃のあたりがぽっこり出てくるはず。

もし反り腰で悩む方は、以下の記事も参考にしてみてください。

さらに問題なのが、こういう姿勢で立ってしまうと「腸腰筋」と言われるみぞおち辺りから太ももの付け根につく筋肉が硬くなるということ。

クライアントさんや自分の身体でも感じていますが、この腸腰筋が硬くなることで、

  • ガスが溜まりやすい
  • 便秘になってしまう

などのことも起こります。

上記でお伝えしたような「むくみ」や「筋肉の張り」と合わさることで、よりみぞおち辺りがぽっこり出てきている可能性があるんですね。

内臓脂肪や皮下脂肪が多い

あと考えられることは、

  • 内臓脂肪
  • 皮下脂肪

などが多くついているということ。

おそらく、シンプルに脂肪量が多いとなればお腹全体がぽっこり出てくると思います。

ただ、上記のことと合わさることでよりみぞおち辺りがぽっこり出てくる。

このように、

  • 乳び槽でリンパ液のつまりが発生している
  • 長時間身体を丸めるような座り方
  • 腹直筋上部が硬くなってしまう
  • 腸腰筋が緊張するような立ち方
  • 内臓脂肪や皮下脂肪が多い

などが原因で胃のあたりがぽっこり出てくる可能性があります。

では、どのようなことをすればぽっこり出た胃のあたりを引っ込めることができるのでしょうか?

 

ぽっこり出た胃のあたりを筋トレ以外で引っ込める方法①:乳び槽のつまりを改善する

イメージとすれば「どんな筋トレすれば?」と思われるかもですが、実際は筋トレ不要です。

まず行ってほしいことは、以下の5つの方法ですね。

  1. みぞおち付近を擦る
  2. 乳び槽を圧迫する
  3. 乳び槽にポンプ刺激を加える
  4. 腸腰筋を緩める
  5. お腹周りを緩める

これら5つを行うことで、上記でお伝えした、

  • 乳び槽でのリンパ液のつまりやむくみ
  • 腸腰筋などの筋肉の張り

などが改善できます。その結果胃のあたりは引っ込んでくるので、まずはこの5つを解説しますね。

①みぞおち付近を擦る

手順

  1. 仰向けの状態で、両膝を立てる
  2. みぞおち辺りにリラックスさせた手を置く
  3. 赤ちゃんを優しくなでるイメージでみぞおち辺りを擦る
  4. これを1分間行う

②乳び槽を圧迫する

手順

  1. 仰向けの状態で、膝を立てる
  2. みぞおちとへその間に片手を置く
  3. もう一方の手も重ねる
  4. 鼻から息を吸って軽くお腹を膨らませる
  5. 口から息を吐きながら乳び槽を圧迫していく
  6. 心臓の鼓動が聞こえるまで圧迫し、一気に圧力を抜く
  7. これを1分間繰り返す

③乳び槽にポンプ刺激を与える

手順

  1. 仰向けの状態で、膝を立てる
  2. みぞおちとへその間に両手を置く
  3. お腹を軽く圧迫する
  4. その状態でみぞおちに向かってポンプのようにお腹を動かす
  5. これを1分間行う

④腸腰筋を緩める

手順

  1. 仰向けの状態で、両膝を90度に立てる
  2. へその横に手のひら全体をつけて置く
  3. 口から息を吐きながら軽く膝を交互に胸に引き寄せる
  4. これを1分間行う

⑤お腹全体を緩める

手順

  1. 仰向けの状態で、両膝を90度に立てる
  2. 脚を揃え、両手は楽な位置に置く
  3. 口から息を吐きながら、リラックスして膝を左右に倒す
  4. これを1分間行う

本来であればもう少し乳び槽などを刺激することが理想ですが、これはYouTubeで紹介しているのでこちらを参考に実践してみてください。

ここまでの流れをすれば、1日でもある程度引っ込んでくるはず。

あとはこれを継続的に行ってもらうとOKですね。そして、これらとあわせてさらに行ってほしいのが以下のことです。

 

ぽっこり出た胃のあたりを筋トレ以外で引っ込める方法②:根本的な原因を取り除く

続いて行ってほしいのが、胃のあたりがぽっこり出る根本原因を取り除くということ。

先ほど上記で解説した通り、胃のあたりがぽっこり出るのは、

  • 座り方
  • 立ち方
  • 脂肪が多い

などとお伝えしましたよね。

5つの方法で乳び槽などのつまりを改善すれば、それとあわせて日頃の姿勢などを改善していきます。

自然な座り方を習得する

座り方の一番のポイントは、

お尻の下に骨を感じて座る

ということ。

この状態で座ることができれば、骨で座っているような状態になり、特にお腹周りは圧迫されません。

こういった座り方でデスクワークなどをすればお腹もスッキリしますが、ほとんどの方は丸まった姿勢になっているはず。

ですので、こういった座り方を直すことで乳び槽がつまる根本的な問題を改善することができるんですね。

詳しい座り方は、以下の記事で解説しているのでこちらを参考にしてみてください。

自然な立ち方を習得する

座り方とあわせて行ってほしいのが、立ち方の改善。

立ち方も座り方同様、

骨で立つ

という感覚で立てると、非常に楽に立てますし、お腹にかかる余分なストレスは軽減できるんですね。

ですので、立ち方の改善も合わせて行っていく必要があります。立ち方の改善方法は、以下の記事で詳しく解説しています。

余分な脂肪分を減らす(ダイエット)

もう1つ行ってほしいのが、ダイエットです。

胃のあたりがぽっこり出るのは、乳び槽のつまりや姿勢の問題も大きいですが、脂肪が多いことも問題になります。

ですので皮下脂肪や内臓脂肪を減らすためにダイエットは必須。やるべきことは、

  • 食事量を減らす
  • 運動量を適度に増やす

というシンプルなこと。

適切なダイエットができると、よりお腹も引っ込んでいくので、以下の記事を参考にダイエットを行ってみてください。

そうすると、より胃のあたりはスッキリしてスタイルが良くなっていきますからね。

また、適度な運動をしたい方は以下の記事で詳しいフォーム解説もしているので、よかったらこちらもどうぞ。

YouTubeでもダイエットなどについて触れているので、こちらも貼っておきますね。

 

ぽっこり出た胃のあたりを筋トレ以外で引っ込める方法③:日常で行ってほしいこと

基本的には上記の流れができればより胃のあたりはスッキリ引っ込んできますが、本気でひっこめたい方は、以下の方法を座りながら行ってみてください。

適度にお腹周りを動かす習慣をつければ、より胃のあたりは引っ込んできますからね。

①身体を左右へ倒す

手順

  1. 椅子に座った状態で、軽く骨盤を立てる
  2. 両膝を曲げ、胸の前で構える
  3. 身体を軽く左右へ倒し、左右のお腹を伸び縮みさせる
  4. これを1分間行う

②身体を左右へ捻る

手順

  1. 椅子に座った状態で、軽く骨盤を立てる
  2. 片側のお尻に体重を乗せ、逆方向へ身体を捻る
  3. 体重を逆のお尻に乗せ、同じ要領で身体を捻る
  4. 身体を左右へ捻り、1分間行う

③骨盤を前後に動かす

手順

  1. 椅子に座った状態で、軽く骨盤を立てる
  2. へそを前に突き出すように腰を軽く反らせる
  3. 逆に骨盤を後方に倒すように身体を丸める
  4. 骨盤を前後に1分間動かす

④骨盤を中心に円を描く

手順

  1. 椅子に座った状態で、軽く骨盤を立てる
  2. 骨盤を中心に円を描くように身体を回す
  3. 同じ方向へ1分間動かし、逆方向へ1分間動かす

引用:プロが解説!便秘を改善すると脚やせする理由

どれだけ座り方を意識していても、ある程度は崩れてくると思います。

それをカバーするために、上記の4つのような動きでお腹周りを刺激できると硬くなるのを防げるんですね。

そうすると胃のあたりもそこまでぽっこり出てこないので、こうやって適度に動く習慣もつけることをおすすめします。

ここまでお伝えした一連の流れができると胃のあたりはスッキリするので、ぜひ参考に実践してみてください。

 

胃のあたりがぽっこり出る原因と筋トレ以外で引っ込める3つの方法のまとめ

今回は、胃のあたりがぽっこり出る原因と筋トレ以外で引っ込める3つの方法を解説しました。

今回の記事のまとめ

  • 胃のあたりがぽっこり出るのは、主に乳び槽で起こるリンパ液のつまりが原因
  • 乳び槽がつまるのは、姿勢の問題が大きい
  • 脂肪がつくことで、より胃のあたりはぽっこり出る
  • 引っ込めるためには、まず乳び槽のつまりを改善すること
  • あわせて姿勢などの改善やダイエットを行う
  • 日常でお腹周りを動か習慣をつける
  • この一連の流れができると、胃のあたりはスッキリ引っ込む

こういった内容をお伝えしました。

今回の内容が少しでも参考になれば嬉しく思います。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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伊藤出パーソナルトレーナー

神戸パーソナルジムIDEALSTYLE代表 パーソナルトレーナー/高校在学中に板前修業に入る→1年で退職→沖縄でフィットネスジムのインストラクター→芦屋女性専門サロンでパーソナルトレーナー→独立(神戸・御影にパーソナルトレーニングジムIDEALSTYLEオープン)→神戸・摂津本山に移転。自分史上最高のカラダとココロに変わるきっかけをお伝えします。

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